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さて、そんな中、商品開発の生命線、技術開発はどのような立ち位置になってきたのか?を見てみたい。ご想像の通り、あまり楽観的な要素はない。
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まず、消費構造の変化や技術革新により、商品のライフサイクルが年々短くなってきている。新製品の賞味期限が短くなってきているのである。スマートフォンやPCのように年2-3回のモデルチェンジのような商品カテゴリーもある。これは20年前はありえなかった。
出展:中小企業白書(2005年)
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h17/hakusho/html/17211230.html
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その結果、研究開発の成果によって利益が得られた時間がどんどん短くなってきているので、研究開発コストが相対的に顕在化する現象が出てくる。1960年までは研究開発期間4年に対して、利益が得られた期間は20年あったが、1990年には2.6年に対して3.2年と一桁変わってしまったのだ。当然だが研究開発コストを削減せざるを得ないという力が働いてくる。
研究開始年別 利益が得られた期間
引用:科学技術政策研究所「研究開発関連政策が及ぼす経済効果の定量的手法に関する調査」(中間報告)1999年6月
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/rep064j/rep064fj.pdf
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